戦士がボーイスカウトの活動で、ホットケーキの材料でバウムクーヘンを作ってきました。仕上がったお菓子は持ち帰ってきました。
夜になって、バウムクーヘンを出してきた戦士。4分の1サイズが、2きれあります。気前よく、1つは私に、1つは自分でぱくぱく食べておりました。悪女が出てきたので、悪女にも珍しく戦士は気前よく分けてあげてました。
食べている最中、戦士は「ああ、お父さんにも食べて欲しかったな」といって、「食べさし」をみつめています。
その食べさしがあまりにも汚い「食べさし」だったので、「そんな食べさしはお父さんはもらっても困ると思うよ」とたしなめるママン。さっさと食べちゃって、といわんばかりに。しばらく戦士は迷ってましたが、食べてしまいました。
すると、食べた直後に、戦士から大粒の涙が!
な、なにごと!?
「お父さんに食べて欲しかったのに、食べて欲しかったのに~」と大泣き。
「!!?? 自分、食べていたでしょー? 食べて欲しかったなら、自分が食べずにとっておくもんでしょう?」と困惑のママン。
「食べたかったんやもん~。でもお父さんにも食べて欲しかったんや~」と戦士。
だから、食べてほしかったならとっておけよ……。
その後帰宅した父の顔を見たときに、この気持ちを思いだしたのか、いきなり号泣。
「食べて欲しかったけれど自分が食べちゃってあげられない葛藤にすすり泣く戦士」となり、布団に顔をうずめてすすり泣きながら寝てしまいました。
たぶん、また、2,3日後に思い出してまた泣くと思います。
いいタイトルですね。戦士、せつなすぎます。超・可愛い。