【東京アート旅】クラーナハ→ナムジュンパイク→

2016年11月、H女史と一緒に東京巡りました。

1日目 テキスタイル展@東京ビッグサイト
クライアントさんのお仕事に役立つものはないかと見学、巡回。マッチしそうなテキスタイルデザイナーさんと名刺交換、また掲げるだけで部屋のサイズが図れるというアプリ開発の会社さんとも知り合う。

1日目 夕刻 GUCCI4ROOMS @銀座
塩田千春さん狙いでグッチへ。
レビューはこちら 「GUCCI 4 ROOMS」

1日目 夜 伊藤先生と@上野
「あいうえの」「アートのトビラ」を仕掛けている伊藤先生と上野で会食。れんこん専門店というグッドなチョイスなお店で深い話をお聞きしました。アートが社会にできること、社会を引き受けること、「鑑賞」という娯楽からさらに一歩踏み込んだ先に、伊藤先生はいました。私ができることや伝えたいことに惑うお話になりましたが、とても重要なライフワークの踏み出しになりそうな一夜でした。夜は秋葉原にて宿泊。

2日目 クラーナハ展@国立西洋美術館
クラーナハが描く女性にそっくりなH女史とともに巡るという贅沢経験。
クラーナハが親子で、かつルネッサンス初期に近いところでこんな絵を工房として構えて描いていたところに驚き。
ピカソが影響を受けてオマージュのように描いた絵の比較展示も展覧会に深みをもたらしていました。
最後の展示、複製絵画村として有名な中国のある村で、クラーナハを複製してもらった絵の展示が圧巻。いい意味でも。皮肉っていたなあ。半日はあの絵の前で話せるくらい突っ込みどころ多すぎ。

西洋美術館、コルビュジェの世界遺産登録で有名に。学生時は足しげく通った美術館でしたが、卒業後、意識してきたのは久しぶりかも。地下が迷路のようでした。
クラーナハからワタリウム美術館へ。

上野から、おしゃれな街、南青山へ。ここも卒業後久しぶりではないか、ワタリウム。撮影禁止だったので中での撮影できず、何気に撮ったこの1枚だけありました。マリオ・ボッタの設計です。

ここでは、行きたかった「ナム・ジュン・パイク展」へ。このために来たといってもよい東京アート旅。
相変わらず不愛想な美術館で、相変わらず難解のおっちゃん、パイク。80年代、だれがブラウン管テレビがなくなるんて想像したでしょうね、インスタレーションの維持が大変そう…と職業病でみてしまいました。
伝説のライブ、ヨーゼフ・ボイスとのこと、ボイスが亡くなった後のレクイエムのパフォーマンスが衝撃というかなんというか、緊張感もあふれて痛々しい。死んでからも交信をしている、それが今も感じられるふたりの関係がアートなんだな。関連イベントの講師陣が豪華だわ。さすが東京、、、。

ワタリウムのサイトが秀逸。よくまとまっています。

http://watarium.co.jp/exhibition/1608paik/index.html

この時点で埼玉に移動しようかと思いましたが、お腹すきすぎて脱落。
何気に通った道が、南青山のおしゃれストリートメイン街道だったらしく、かのロータスもありました。
食べたのは、店の中に一切日本語がないカフェーで。

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