福井県福井市では夢アートという、微妙な美術展が開催されています。正直、質も運営も作品にも言葉が濁る、ごにょごにょ。微妙は通り越しているね。
ここで、旧知のM氏が「これはアートじゃねえ!税金使ってアートのレベルを下げるんじゃねえ!」と男前の名乗りを上げまして、「アートかどうか知ってもらう取り組みをしたい」という気持ちをもって、「夢アートツアー」を企画しました。発端はM氏の怒りから企画されたもので、その怒りと行動力に感銘を受けて、ちょこっとお手伝いをしてきました。(といっても参加する手伝いだけど)。
「2016福井発アートでTSUGUMU秋 月の顔ってどんな顔?さわって、しゃべって、踊ってみる?」に飛び入り参加させてもらいました。大人対象だったから迷ったのですが、見学だけさせてもらおうとおもっていったら図々しくも参加のカウベルファミリー。迎えてくださりありがとうございました。http://geibun.info/geibun/?p=2287
視覚障がい者の牛若孝治さんと、ダンサーの伴戸千雅子さんのワークショップでした。お顔を触ってほしかったなあ。
肢体不自由な方との触れ合いに抵抗なく話していける人になってほしくて子連れで参加。
地域におけるアートとは、アートイベントとは、それってアートなの?観客の反応それでいいの?そもそもこれって…的な批判めいたことはあげればきりがないのは承知ですが、それを越えてでも、そこから改善を、という前向きな気持ちでいたいです。大なり小なり、日本全国でアートイベントが開催され、そのあり方も多く語られた2016年でした。
アートでなくちゃいけない理由がなければ、食のイベントに代わられてしまいます。暮らす人の文化力までもきっと試される。そんなことをいろいろおもって年越します。
夢アート2016 http://www.fukui-yumeart.com/