ふくい夢アート2016@福井市

福井県福井市では夢アートという、微妙な美術展が開催されています。正直、質も運営も作品にも言葉が濁る、ごにょごにょ。微妙は通り越しているね。

ここで、旧知のM氏が「これはアートじゃねえ!税金使ってアートのレベルを下げるんじゃねえ!」と男前の名乗りを上げまして、「アートかどうか知ってもらう取り組みをしたい」という気持ちをもって、「夢アートツアー」を企画しました。発端はM氏の怒りから企画されたもので、その怒りと行動力に感銘を受けて、ちょこっとお手伝いをしてきました。(といっても参加する手伝いだけど)。

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旧知の皆さんが大集合。面白いこと、へんなことを本気で楽しむ人たちが、アートツアーに参加してくれました。
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ブルーフラッグはなかなかよかったです。
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ハピテラス(福井駅前の広場)に行きますと、夢アートの出張場になっておりました。こちらは高橋キョウタさんの「夢の実づくり」ワークショップ。
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夢アートの作家さんが指導してくれました。クレヨンで描いて筆でちょいちょい濡らすといい感じのにじみが出る作品づくり。
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ガレリア元町の二階にて。ダンサー悪女のモダンダンスが始まりましたよ!
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なぜかしこを踏む!
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ちょっとダンサーチックな可能性、あるんじゃない?という親ばかショット。
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背景は映像作品だったんですよ。花火の映像を反転させているもの。通常夜空に浮かんで彩り豊かですがこちらは、あえて背景を白にさせ、花火の色を黒に。はじめは、なにかの種のようにみえたのですが、M氏解説により「花火ですよ」との話に驚き!いい作品でした。
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花火作品の上には作家さんが天井裏というか3階全体を囲んで絵を描いていました、写真は作家の伊藤誉さんです。
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カオスチックな新栄商店街を歩く一団。参加者の方はあまり歩かないエリアらしく、いろいろいちいち響いておりました。
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空き店舗を真っ黒にして、そこから線や色を足していく作品。作家・加藤志穂さんの部屋でした。
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看板萌え。お店の名前にも萌え。
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山びこ洋品店で絵を描いていた作家さんです。リアルに絵を描いているところを子どもたちはマジマジマジと見る。私だったら緊張するなあ。
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右の壁と左の壁では作家さんが違うんですよ。あ合作のような空間です。
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福井工業大学環境情報学部デザイン学科による仕掛けと展示。ビニール傘に絵を描いてぶら下げております。
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なんていったって、この地図の、店名の剥がれ具合がアートすぎて!はがしたくなる!はがしたい!喜ぶ大人たち(剝がしていません) こっちがアートじゃね?シリーズ。
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ひかりの実を悪女が作りました。今しか描けない無垢な絵です。
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新栄テラスでは、福井市商工会議所青年部の方たちが子ども達とイベントを開いていました。福井県のある地域を調べて、その地域の特産を販売したり、PRしたりするワークショップ、その実践と公開。これがなかなか企画編集のしっかりした子供たちの発表で、おばちゃん感動。 写真は今は封鎖された「戸ノ口トンネル」をお化け屋敷にしたものです。
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M氏がコーディネートする作家と語る会。加藤さんの空間で、伊藤さんも参加して、それぞれの想いを聞きました。ぶっちゃけトーク。
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この日はハロウィンだったので、悪女は「生まれたばかりのパンダの赤ちゃん(ピンク色)」の仮装をしています(本人談)。もうママンはそんな仮装についていけないよ。
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アート行脚のはしご酒。飛び入り参加させてもらいました。身体の一部で何かを触る、というお題に「おでこで床をさわる、ごしごし」を実演中の悪女さん。

「2016福井発アートでTSUGUMU秋 月の顔ってどんな顔?さわって、しゃべって、踊ってみる?」に飛び入り参加させてもらいました。大人対象だったから迷ったのですが、見学だけさせてもらおうとおもっていったら図々しくも参加のカウベルファミリー。迎えてくださりありがとうございました。http://geibun.info/geibun/?p=2287

視覚障がい者の牛若孝治さんと、ダンサーの伴戸千雅子さんのワークショップでした。お顔を触ってほしかったなあ。
肢体不自由な方との触れ合いに抵抗なく話していける人になってほしくて子連れで参加。

 

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巨大ベンチが中央公園に出現し、座るというか上る人待ちまでできたビッグベンチ。実は親子3脚という噂あり。
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この日は仁愛女子短期大学の学生たちが仮装して歩いていました。左端の変な生き物の方がいい味だしておりまして。

地域におけるアートとは、アートイベントとは、それってアートなの?観客の反応それでいいの?そもそもこれって…的な批判めいたことはあげればきりがないのは承知ですが、それを越えてでも、そこから改善を、という前向きな気持ちでいたいです。大なり小なり、日本全国でアートイベントが開催され、そのあり方も多く語られた2016年でした。
アートでなくちゃいけない理由がなければ、食のイベントに代わられてしまいます。暮らす人の文化力までもきっと試される。そんなことをいろいろおもって年越します。

夢アート2016 http://www.fukui-yumeart.com/

 

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