大地の芸術祭2015 3日目午前中 松之山エリア「おふくろ館」「脱皮の家」

夢の家をでパワーをいただいた後は、「おふくろ館へ」。一度聞いたら忘れられない施設名の「じょうもんの湯 おふくろ館」。田舎料理も味わえ、宿泊もできるところでした、

ここに古郡(ふるごおり)さんの作品があるとのことで立ち寄ってきました。

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エントランス、いわゆるロビー内に茶室を造りました。Y099 古郡弘「うたかたの歌垣」。
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解説の女性に聞いたところ、屋根は全部「カラスの羽」なんですって!6年の歳月をかけて古郡さんがこのエリアで羽を拾って集めたもの。
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これもカラスの羽で表現した、松之山(だと思う)。そう思うとゾワッときます、羽羽羽。古郡さんが金津創作の森に作品があるかたで制作も少しお手伝いをしたので気になる作家さんです。

お待たせしました―!次はようやく、戦士がお待ちかねの「脱皮する家」です。

 

2009年に制作。話題となった家です。家シリーズのはしり、といってもいいでしょう。看板も脱皮していますね。
2009年に制作。話題となった家です。家シリーズのはしり、といってもいいでしょう。看板も脱皮していますね。
私的お気に入りの一枚。いえにてふたり。
私的お気に入りの一枚。いえにてふたり。
単なる古民家の屋根裏?いえいえよーくみて!
単なる古民家の屋根裏?いえいえよーくみて!
こんなふうに彫刻刀ですべての家の柱もなにもかもを彫っています。
こんなふうに彫刻刀ですべての家の柱もなにもかもを彫っています。
家のへそを発見!ここから彫っていったそうです。
家のへそを発見!ここから彫っていったそうです。
父と息子と。3年後だかにもう一度同じポーズで撮影しよう。
父と息子と。3年後だかにもう一度同じポーズで撮影しよう。
広い家を見ると体操したくなる悪女。
広い家を見ると体操したくなる悪女。
外から見ると普通の家ですよ。
外から見ると普通の家ですよ。
隣にあるのは「コロッケハウス」。なんでコロッケなのかは分かりませんでした。
隣にあるのは「コロッケハウス」。なんでコロッケなのかは分かりませんでした。
まどがまったくなーい、ねずみ色にすべて塗られた家でした。
まどがまったくなーい、ねずみ色にすべて塗られた家でした。

2009年作とは思えない、脱皮の家。寝泊まりもでき、隠し扉の奥に現代的なキッチンが見え隠れしました。

家全体に、ここまで、ここも!と彫られていて、この「彫ったあと」がみえる、これが人を驚かせ感動させるのだと思います。屋根裏をみても、彫ったあとがみえる、彫っている人たちがなんとなく想像できる、人の手仕事のあとを想像できるのです。何か作品をうみだしたわけではないのですが、空間を変えるインスタレーションとしては素晴らしいと思いました。

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脱皮の家の横にあるまたもや民家へ。D337 丸山純子「漂白花 水滴 空を見上げる」地元で集めた廃油で石けんを製造。廃屋に白いキューブ、存在感と香りがあります。
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雪の結晶のようですね。石けんですよ。
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道具にこんな細工も。ここにはD153 小澤さよ子さんの作品もありました。

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