プロの目とプロの彩りが入って、地元の食材とおばちゃんの腕が光る。パッケージ紙も上手で。外からのセンスあるアドバイスとそれを忠実に再現する地元の人。ぶれがちなことを、ぶれずにしっかり務める。目も舌も肥えている方に田舎くささを感じさせない、田舎くささをおしゃれにみせる、100円を300円にする技。この事例は勉強になりました。
さあ、ここから先へ、清津峡(きよつきょう)の作品までもう1個向かいます。
1回目の大地の芸術祭のときは、さらにこの奥の「清津峡」の洞窟内に、作品がありました。流木の作品だったことを覚えています。いくつか作品を見てきている私ですが、清津峡(はてしなく山奥)、そしてさらに洞窟、湯治場というシチュエーションに、あれを越える作品鑑賞と場になかなか出会えていません。今回もそれが見られるかと思ったのだけど、残念ながら洞窟、清津峡そのものに作品は置かれいなかったようです。
清津峡まで私たちは足を伸ばせませんでしたが、ぜひ行かれる方はそこまで行って見て欲しいです。3年後の自分たちに期待。少し残念を残すくらいがいいのさ、きっと。
ここで14時です。
さあ、こっから、一気に、国道まで戻って、越後田沢駅からの松之山へ向かう、強行スケジュールよ!
この先に大きな橋があって、その河川敷にも作品はあります。私たちは車の中から見ただけでしたが、なかなか面白そうでした。N034,N058,N070
ポチョムキンほか中里にある作品は、新作ではなく前回までの作品が多くあるので、初回で見た私たちはスルーしましたです。車の中からでも見られるしね。
この時点で16時。あと1時間くらいでどこまで見られる、行ける?と思いながら松之山へ入ります。