ウエブコンサルタントサミット002で話してみた。

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レオナルド社長もついてきちゃったよ。うちの社長を受け入れてくれてありがとう、権ウエブコンサルティングのみなさん。このご恩は必ずかえるにようにいたします。

 

ウエブコンサルタントサミットであれこれ話してみた。

 

おそれおおくも、東京のどまんなか、大手町のビルヂングに呼ばれまして、女性、フリーランサーについて話してくださいと依頼を受けました。
だけど、司会の権さんの質問にうまく答えられなかったなあとひとり反省会の夜でした。

まあ、そこで話したことは話したこと。
緊張のあまり言葉足らずなところもあって誤解もあったかもしれません。
質問時に聞かれたこと、懇親会のときに聞かれたことの補足として、私の備忘録としても残しておきます。

 

 

 

コミュニケーションは大事ですか?

 

大事です。というか、フリーランスでなくても大事ですよ。
コミュニケーションというよりも、コミュニケーションツールを使いこなすことが大事、必要だと思います。

面と向き合って話をするのは苦手だけど、メールやチャットだととても饒舌な方はいます。
クライアントさんでも、依頼している制作者のかたの中にも。

私はクライアントさんの使いやすいツールにあわせて連絡をとっています。
メールならメールで返信、LINEならLINE.FBならFB、携帯メールなら携帯メールで。
ツイッターで連絡くれるクライアントさんもいます。
非効率では?と思われるかもしれませんが、
クライアントさんが使いやすいツールのほうが結果的に仕事が早く進むし、「連絡がとりやすい人」と思ってもらえることのほうがいいです。

 

 

勉強会に参加していたとありますが、どんな勉強会に参加したのですか?

 

福井県には、ふくい産業支援センターというソフトとハードを備えた施設があり、そこで毎月なにかしらの勉強会、セミナー、講演が開催されています。

東京では有料で開催される民間のセミナーを、福井県では自治体が開催してくれます。しかもお手頃価格の受講料で、一流の方を呼んでくださいます。セミナーレベルも、初心者から上級、あるいは職業別、担当別に構成されています。

ふくい産業支援センター 情報化人材育成事業 2015年
http://www.fisc.jp/pckouza/

このページを見れば講座ラインナップの充実度がわかると思います。

私はどの県でも同じようなことをしていると思っていました。が、どうも県によって違うようですね。
参加者の方のお住まいの県によってはまったくやってないとか、
他の業界や分野のセミナーが充実しているなどあるようでした。
参加者の方とお話しをしていて、高額な民間のセミナーなどと比べると
福井県はIT系セミナーが他県より突出しているということを、改めて感じました。

福井県外にお住まいの方でも、参加はできるそうです。石川県や富山県、はては東京からも来られる方もいます。
学びたい講座があったら、ぜひ福井県へ学びに来てください。(そのほうが安いと思う…)
グルメライターでもあったので、美味しい料理店はご紹介できます(^^)

 

今までの失敗をおしえてください。

 

フリーランスは失敗は許されません!…と言いたいところですが、失敗の積み重ねです。失敗からやり方を学びます。
成功体験ではなくて、失敗談を知りたいですよね、ふむふむ。

痛い経験は、丸投げをされたときのこと。
私がヒアリングを怠ったゆえに、クライアントの考えるサイトと違うものになり、全額返金ということに。

仕事の仕方のまずさも、返金も確かに痛いです。退場ものです。
重要な学びは、失敗したときにどう後始末をつけるか、です。
会社勤めなら、失敗は上司や会社がとってくれます。しかしフリーランスは自分で責任をもたなければいけません。
しかもたった一度であっても、その失敗は評判や信用を失いかねません。←これが一番怖い。

誰も教えてくれない責任のとりかた、もちかた、おさめかた。
結構な試練です。もう立ち上がれなくなることもあります。
ひとりでやるつらさってここにもあるかも。
先輩フリーランスさんの話も聞いて少しずつ学ぶしかない…。

でもね
失敗も回数こなせば無くなります。というか無くします。
「私、失敗しないので」は心の中の決め台詞。

 

 

 

 

セクハラを受けたことはありますか?

 

残念ながらありません。色気がないのでしょうか…(>_<)。セクハラのセの字も耳にしたことがありません。
私が心の中で心がけている仕事の品には、品位という意味も含めています。
だから品位のない人を最初から受け付けないオーラを発しているのかも。オラオラオラ。

この質問の意味はなんだろう、と考えてみました。
そういえば、この話を思い出しました。
以前シェアオフィスをしていた女性から、自宅ではしない理由を聞いたことがあります。

自宅で仕事をはじめたことを、人に話さない。
自宅の住所を名刺に書かない。
郵便物は局留めにするなどをする。
自宅で打合せをしない。

だからといってもう一件部屋でも借りるのか、という話になりますが、そうです、一日も早く自宅とは違う仕事場を持ったほうがいいです。2名、3名で集まって借りてもいいと思います(実際そうしてやっている方もおりますし)。
それがいやなら家賃を楽に払えるくらいの稼ぎをしましょう、と。

その色気たっぷりの美しきフリーランスの方からは、なによりも「自宅を知られない」ようにするように、と教わりました。
医療系の個人カウンセラーの方などはこうした対策?をとっているそうです。

 

 

 

 

原稿、テキスト、キャッチコピーはどうやったらうまく書けるようになりますか?

 

うまく、ではなく、伝える、ことを意識してください~。
そして書いた文章は必ず誰かに読んでもらって校正してください~。

原稿書きは場数です。数です、数。才能がないから数をこなして実にしていくしかないです。

私もどこかで学んだわけではないです。仕事として数をこなしているから書けるようになったからかも。
なので今でも、ライティングの学校に通いたいなあと思っています。教育ビジネスにひっかかりそうな…。

私が書いているのは、取材した相手の言葉であって、私の言葉ではないのです。
私が書いているわけではない、整えているだけだと。

ライターとコピーライターはそもそも違うんです。
このあたりは別のくだりで。

 

 

 

 

ウエブ業界で働くために身につけておいたほうがいいものって何でしょう?

 

もし私が20年前に戻って自分にこれをやっておけ、と伝えるなら「語学」です。
うすーくうすーく、英会話やフランス語を私は続けていますが、がっつり読み書きできるようになりたかったです。
たぶん世界はもっと違ってたとおもいます。今からでもやれよ、私。

英語ができれば、英語での検索で情報量が増え、知識量も増えます。
日本にいなくても仕事できます。海外との仕事もできます。

英語に限らず、どんな言語でもいいから、2つか3つできるといいなとおもいます。

新しいCMSがでたとか、SNSがでたとかで、システムや技術に振り回されるのはもう大変。
確かに冒頭にのべた勉強は大事だけど、もうひとつ揺るがない武器を手に入れた方が良いです。

だけど、言語は、普遍なんです。共通言語を世界の人と持てるのは武器かな。
ウエブ業界がだめになっても、ほかの業界で生きていけるでしょ。

 

 

都会に出ると、私のような人をフリーランサーと言うのですね。
職業欄には自営業と書いていた私なのに。
コンテンツを作る人を、クリエイターとかクリエイティブと言うのですね。
心の奥がこそばいゆいです…。

 

懇親会では、私よりももっとスピーカーに向いている人と出会ったり、
会社勤めしているけれど「もっとこうしたらいいんではないかとおもって」と積極的な方がいたり、
会社から行ってこい!と力強く送り出された方がいたり
ヘッドハンティングに揺らぐ方がいたり
それぞれみなさん前向きな悩みを話してくださいました。
若い女子が多くて、話すだけでキラキラもらいました。
そういえば私も昔こうした場で励みをもらっていたなあと思いだしました。
勉強会って励まし合う場、モチベーションを持ち直す場ですね。

 

そして私は整理二日目で壇上では気が遠のいていました。

と、大きくつぶやくには理由があります。整理の文字はわざと間違えてます、あしからず。

私は体調、とくにホルモンバランスの影響を受けやすいです。
男性と同等にいるわけではないけど、仕事的には同等でないと。
その差は体力に出ます。若さにも影響します。悔しいなあ。
二人目出産後、体力の衰えと、整理のつらさは増しました。

不可抗力的な整理に毎月おそわれ、それでもこなさないといけないこともあります。
時間のコントロールと体調のコントロール。会社勤めしてもいえることでしたね、すんまそん。

自分の体調を知ることはできる。知ってから動くなら対策はたてられる。
その体調の変化=イライラとピリピリは旦那さんに向けられてしまうので、
実は被害者である旦那さんが私の不調を一番知っていて察して動いているようでもあります。

 

 

このサミットに登壇させていただいて、私自身が一番揺らぐセミナーだったようです。
働き方とか仕事のとか、あれこれあれこれ今まで振り返らなかったことを振り返ることになり。
そもそもウエブ業界の人じゃないし、とおもっているし、私。
自分のことを話すのはやはり苦手です。

 

来場してくださった参加者のみなさん

地方会場でお聞きくださったみなさん

セミナーの準備にかかってくださったみなさん

そして3日間の出張に出してくれた家族

本当にありがとうございました。

 

懇親会の権さんの悪だくみな眼力と。レオ社長は村上女史を見つめております。

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