ウエブスタイリストになるためには

タイトル、本当は「ウエブコンサルタントになるとし」いやいやもとい「ウエブコンサルタントになるには」です。そういうイベントに参加してきました。

でも話を聞いていて「ウエブスタイリスト」ってどうかなと思ったのです。なんやうまいこと、おされなもん、作ってくれそうなイメージじゃないですか?って私の造語です。コンサル嫌いなおじさまでも、スタイリストという言葉なら受け入れてくれそう。

さてもといもとい、

いろいろ仕事の幅というかやりすぎというか、そんなときこそ、自分が聞きたい、見たいを遂行せねばと思って、参加してきました。

まず会場に驚き!TKP大阪ビジネスセンタービル!

ビルの中を、高速道路が突き抜けてます。なんだこの珍百景は。萌える私。

●ごんなるとしさんのおはなし

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「消費者の行動変化に対応し、企業に支援する。」

「SEOで、上位表示しても売れない物は売れない。」

「売れない物を1位にしてもだめ。」

「サイトに来ても、売れない物は売れない。」

「商品とサービスがよくないと売れない。」

という発言を何度かされていました。

確かに「商品」を見ずに、「売る」ことだけに執着するお店は多いなと思います。

ECサイトで私が危惧するのは、バックヤード。受注の時、誰が、どう対応するのか、できるのか。

電話をかけたり、メールで問い合わせをしたりすれば、すぐに分かってしまうことで、

逆に「声を聞いて安心した」というお客様もいると、私はクライアントさんから聞いたことがあります。

ウエブもリアルショップも、商品力に話が戻るとおもいます。小手先の手法を駆使すれば、なんぼでも売れるものは作れるけれど、ロングセラーはなかなか生み出せない。

また、ごんさんは

「サイトは経営の一部である。事業の一部である」
「事業の目的から考え直さないといけない」

「お客様はどんな行動をしているか、見直すことが大事」

「なぜお店を選んだのか、理由を知ること」

「サービスをデザインすること」

私が響いた言葉は「ネットの活用で、日本の生産性を向上させる」という大きな意志、の話。

私が好きなマッシブチェンジ的な考え方に近い印象があって、心に残りました。

この日のごんさんは、前髪をさらりとあげてかためて、スーツで決めてきましたぞ。

 

●すみもとはるさんのはなし

 

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制作をしていたすみさんが、最近相談業にうつった経緯のはなし。

ご本人のブログに詳しいので、詳しくはこちら。

http://www.searchengineoptimization.jp/reasons-to-become-a-consultant

印象に残った台詞。ゴオオオオオオォォ。

「サイトの成否は、日々の運用。そこが本番」

「企業にはウエブマスターをおいたほうがいい」

懇親会でも「ウエブマスターとは」という発言がでていました。

私が普段お仕事させていただいているECサイトのオーナーさんは、すみさんのいうウエブマスターのマスターです。しかも10年以上前から、こつこつと積み上げているマスターさんたちがうようよいます。適当な制作は、サイトの知識では、かないません。制作会社さんを負かせてしまった方もいるくらいですから。

いま、彼らマスターの悩みは、弟子がいないことだと聞きます。マスターがなんでもできちゃうから、やっちゃう。新人をサイト担当にしても若いからネットに詳しいわけでも知りたいわけでもない。マスターの経験と知識を、どうやって次の人に渡していくのか、そこが課題のように思えます。スターウォーズでジェダイ会議が開かれているわけですよ。

外堀を埋めるすみさんなら、どうするんでしょうね。そういう相談にどう答えるのかな。

すみさんは、ぶれないパーカースタイルで。今にもラップ唄いそうな出で立ちに萌える女子もいることでしょう。

 

 

●あべけいじさんのおはなし

 

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テンポ良い、プレゼンスキルの高い男子、あべさん。お話を私に照らし合わせて考えてみました。

ダイソーのアルバイトで、経営の感覚を掴んだ。→ 私も前職で予算管理を学びました

メンターを持て! → 私の場合は藤浩志さんです。レオナルド社長がつなげてくれた出会いで12年目。http://geco.jp/

謙虚さを持とう! → ほんと、ほんと、ほんとにそうです。肝に銘ずるぜ。

また、コンサルトはという話には

「クライアントの目的に合わせて数字(売り上げ・利益)を上げる人」
→ 人の数字には強いです。

「攻めるだけではなく、守ることもする人」

→ 業界の最新情報や関係あるかもしれない話はキャッチアップするようにしてます。

「クライアントの思考を減らす」

→以前はやることリストをつくってましたが、やることを増やしちゃだめだと思いました。

実はやらないことリストがあるほうが楽なのかなとおもいます。

「もっといい方法があるはずだ!」

→方法、技法、応用など、道を用意しておかないととおもいっています。ゴールはひとつだけど道のりと手段は複数。

あべさんは、首が長くてほっそりしていて、線のきれいな男子でした。

 

●きたむられんみつさんのおはなし

福井でお会いしている方。なので二回目の似顔絵です。

中小企業の会社の支援をしている方なので、都会と地方での「動かし方」の違いは一番実感している方ではないかと思います。

「何も分からない」レベルから、「できるようになる」レベルまで、教えられていて、かなり幅広く対応しているようです。そのたとえが「クライアントさんを自転車に乗れるようにすること」と。確かに~。

ウエブコンサルってどんな人かなという問いには「選手権監督の谷繁」「日ハムの稲葉」とたとえていました。野球詳しくないけど、なんとなくわかる~。

担当者のモチベーションを上げるために、とっても大切なこと、それは「ケーキを買ってあげること」。

そうそう、マジでがちなケーキでいいんです。私だったらやる気アップするな。「私のことを思って買ってきてくれたケーキ」なんですから。

コンバージョンやアクセスを上げることは、誰でも出来るけど、モチベーションを上げることって、つまり担当者さんのケアをすることって、誰でもできることじゃない。サイト運営に必要なのは、人の「やる気」ですよね~。

れんみつさん、とっても美味しそうな名前に聞こえるのは私だけでしょうか。

 

●もりのせいじさんのおはなし

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分析、解析ができるひとです。

でも分析も解析もやっちゃだめ、といいます。

クライアントさんは、とにかく「こたえと方法」が知りたいので、その過程である「分析や解析」は必要ないのです。

「答えだけを渡す」

「アクションありき」で、改善提案をした後の裏付けとして「レポート提出」になると。

「最短で目標に進むために」、改善提案と解析があるのだと。

「感覚に頼ったデザインは無意味」「効果をはっきり」「数値でみたい」

とはっきりおっしゃいます。そう、感覚のデザインはやめて~。

私は、感覚で作ってそうに見えますが、実はそうでもないんだな、これが。

「いっけんかっこええ」デザインには薄さを感じ、「かっこわるいけど味がある」落としどころが大事で。

「ウエブというテクノロジーを理解して、ビジュアルとユーザーデザインをしていく」と最後に一言。良いこといってる、森のくまさん!

ウエブって心理戦だと思うのですよね。心理学の分野を突き詰めたい、色彩心理学、行動心理学を把握した上でやらないと、少しは下地にないと厳しいとおもうことがあります。

解析は、プロファイラーになった気分で、面白いけど。

犯罪者の居場所を突き止められるリード(byクリミナルマインド)までいかないとなー。

 

ウエブ屋でも、コンサル業でもない、中途半端な私は、どこに落ち着くのでしょうか。

ふわふわした話が嫌いなくせに、自分はふわふわしている矛盾を抱えてます。

気がつけば、登壇者の方の話を聞きながら、企画を2本くらい書いていました。すごーい、私。この企画誰か買ってくれないかな。

もんもんとしている横で、だんなちゃんは「インターネットがない生活なんてもうできないし、PC、スマホとかデバイスがない生活も考えられない。すでに生活の一部で、それが当たり前なのだから、社会も企業もそこを無視した情報発信はありえない。情報の発信も受信も交流もインターネットを使ってやっているのだから、経営の一部にネットをいれて考えるのは、今後外せないことでしょ。」とか言われてちょっと前向きになりました。

あんまりこういったことブログで書いたこと無いな~とおもって書き留めてみました。

TLなどでは毒づき、つぶやきあるのですが、どうしても思考が流れてしまうので、振り返られないから、自分へのメモです。

 

セミナーの様子と内容は、ごんさんがきれいにまとめてくれていますです。

http://www.webconsultant.jp/consultant/post-16.html

森野さんも、まとめはやっ

http://www.uneidou.com/11435.php

 

2月前半に、家事セラピストの方を取材する機会があって。

ごんさんや、みなさんの話を聞いて、家事とウエブサイト制作って似てるな、と思いました。

すっごい面白い議論になると思う。

主婦でサイト制作している方ならちょこっとこの感覚分かってくれると思うんだけど。

この似ているイメージは、また書きためておこう。

家事塾

http://kajijuku.com/

 

 

 

 

 

 

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