【上海美术旅行】莫干山路50号(M50)を見学してきました。

莫干山路50号(ムオガンシャンルーウーシーハオ)を見学。

1930年代に作られた紡績工場の跡地に開発されたところで、美術家のアトリエやギャラリーが集まっています。古い工場や倉庫を改装してアート系のエリアに、という一種のコミュニティーエリア(芸術区)が中国に多いとは聞いていましたが、これほどとは。入りやすくお洒落カフェも併設されていました。

入っているギャラリーの数がハンパないので、目当てとする(あるいは好みの)ギャラリーは予め調べていったほうがいいです。私はここでO氏のつながりで、鳥本健太さんを訪ねてお聞きしました。
貸画廊はもちろん、ギャラリーの企画のみで発信しているところもあるとのこと。
作品をみてまわるというより、ギャラリー空間を見て廻った感じです。

M50全体図。鳥本さんがおすすしてくれた赤い◎をたよりに、廻りました。
M50は通称のようです。石畳に埋め込まれていました。
朝10時ではやってないよねー。だいたい10時オープンですがたぶん昼から来たほうがベスト。
この路地の左右にもギャラリーやカフェ、奥にもギャラリーやアトリエがあります。
M50一角の告知スペース。
6番StageBackギャラリー
L字型っぽい空間でした。
なんとなく入ったこのギャラリーと作品がよかった。ビエンナーレより見応えあったかも。六島(アイランド6)と書かれているのがギャラリー名かな。
りこ趣味をご理解の方なら分かるかもしれない空間。真ん中のガラス張りがオフィスになってます。
拇印で記帳。落書きのセンスが光ります。
OFOTO Galleryへ。ギャラリー名から察するに写真中心かと。
いたってシンプル。
いやいや、気になったのは天井。竹なの?
ひとつの倉庫(建物)に、これだけのギャラリーが入ってるんですよ。どれだけ広いねん。
プレート合戦。
りこ趣味をご理解している方なら、かなり分かるであろう空間。左上のような部屋を自宅に作りたい…。
Aike Galleryへ。
ここは天井は低いながらも四角い部屋で、平面作品は映える感じでした。奥に見える休憩室がかなり素敵館放出。
大学の工房を思い出すなあ、という懐かしい雰囲気でした。
少しだけ離れていますが、M97ギャラリーへ。ここもひとつの建物の中に多くのギャラリーが軒を連ねてました。
2階の様子。空間もいいし、これまで開催している展示のレベルも高かったです。
M97横にある壁の落書き。こういった落書きの表現スタイルは世界共通なんだろうか。わりと旅するとどこの国でも見かける類の絵だから、笑えるというかほほえましいというか。

 

 

 

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