Re:Rosas のワークショップに参加してきました(悪女が)。
ベルギーのダンスカンパニー「Rosas(ローザス)」でダンサーとして活躍している橋本唯香さん(石川県出身)が講師です。本当のローザスダンサーからレッスンを受けられる、ああ奇跡!ミラクル!ありがとう北陸!ありがとう金沢!と興奮しているのはママンの私だけでしたが。
私も参加しようかと思いつつ、ここはやはり悪女ひとりを向かわせ▽初めて会う大人や子どもたちと一緒に▽親がいないところで▽ダンスを学ぶ 経験をさせたくて放り込みました。
最初は心細くて泣いてしまった悪女でしたが、実際にダンスレッスンがはじまると、持ち前の集中力で先生の説明を聞き漏らさず(実際にあとで一言一句いいながら披露してくれた)、こなしていたようです。
2時間ほどしっかり?練習した後は、美術館内で発表。20人ほどの親子やダンス経験者の参加者を2グループに分けての発表でした。1回目は練習と勝手が違うのかてんでバラバラだったのですが、それでも「それなりにダンスに見える」あたりのローザスの振り付けが素晴らしいと、秘かに震える私。
発表したものの、メンバーはみんな「悔しい!」顔ばかりで「もう一度!」という気持ちがみなぎってました。この悔しさの集合体、「もっとうまくできる!」気持ちが観客にも伝わってきました。そして3回目で見事に決まって、めちゃ大きな拍手に!ほんとに気持ちが揃っていました。
ワークショップの前後に、「ローザスとは」「ヨーロッパのダンス事情と活動について」のトークがありました。
橋本さんからは創立者であるアンヌ・テレサのお話と人柄のことをうかがい、建築的に、数学的に、哲学的にダンスを捉えて振付をしていることに触れることができました。後半の事情については、もっと突っ込みたかったけど、総じて「ヨーロッパはダンスを見る日常がある」という土壌に不毛の地・日本は打ちのめされた次第です。
ワークショップは公式サイトに掲載されています。ひゃっほぅ。
https://www.rosasdanstrosas.be/en-home/
LIRY Project 01 in Kanazawa
Re:Rosas!ワークショップin金沢
2018年7月22日
金沢21世紀美術館
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=1855&gid=69
最後はおまけ。橋本さんのデモンストレーションを見て悪女も挑戦の巻。音楽ナシでやってます。