瀬戸内国際芸術祭2016春@攻略法と備忘録

次回参加のための備忘録。

芸術祭は情報戦です。

●チケット
チケット 作品鑑賞パスポート
会期前に購入 前売り割引券
・フリーパス 大人4,000円 (当日5,000円)

フェリー乗り放題3日間チケット
会期前に購入 前売り割引券
・大人 中学生以上 2,200円(当日2,500円)
・子ども 小学生 1,100円(当日1,250円)
※フェリーのみ。高速船は別料金。前回は高速船もOKだったそうですが今回はフェリーのみ。
フェリーの時間が決まっているので時刻表あちこち比べて入りと出るコースを考えること。さらに高速船のほうがアクセスがいい島もあるので要注意。大人ふたり子ども小学生ふたりなので、4人分だと結構な金額になるコース。なので100円でも安い方法で手にしたい。

●引き換えについて

ファミマかローソンで引換券を購入して、現地のインフォメーションセンターでさらに引き換えです。
そのセンターの開館が遅かった。ここが誤算でした。
早朝に到着した私たちは、宇野港でうろうろ。引き換えされないとスタンプが押せないし。屋外作品は見ることはできてもスタンプが押せない。

また、宝伝港から犬島に出るフェリーの時間が2時間に1本くらい。宝伝港で1時間ほど待っていました。

瀬戸芸は閉館時間も早いし、フェリーの時間によって見る作品が限られるので、早めに開館してほしい。
インフォメーションセンターでなくても引き換えで来たら、コースもまた変わっていたはず。

戦士が移動を地図にまとめました。ボーイスカウトで発表。
戦士が移動を地図にまとめました。ボーイスカウトで発表。

 

●事前調べ

今回はめぐる優先を「犬島」「男木島」「女木島」の3つに絞りました。

前回は小豆島・豊島だけだったけど、作品を見ると前回と同じで新作がそれほどないところだったので。
⇒2010年のときはこちら【瀬戸内国際芸術祭】出発編

テツ氏の友人が男木島図書館に方で、彼の島でゆっくりしたい!という意見もあり、男木島を目標に。
2泊3日の予定で宿泊をどこにするか迷いましたが、男木島の「さくら」を勧められ、そこに2泊しようと。
民宿さくら http://takoyado.jimdo.com/
たしか
2月か3月には予約のお願いメールをしたとおもいます。

岡山から攻めるか、淡路島を通って高松入りするかだいぶ悩み、何度もグーグルさんで検証。
福井を夜中出発して、到着時間的にはどちらも同じ時間だったので、あとは「どの島からまわるか」「フェリー時間」で組み直し。
各種時刻表を何度も調整しました。
時刻表 http://setouchi-artfest.jp/access/

悩んだのは、直島のコース。宮之浦(みやのうら)と本村(ほんむら)の距離感がつかめず、またレンタサイクルありと書いてあっても本当に自転車で行けるのか?という…。実際行ってみて思いましたが、10代や20代でない限り、レンタサイクルはありえません…。レンタルバイクもあるのでバイクのられる人は宮之浦で借りると良い(サイトあり)

●コース

1日目
宇野港ー宝伝港ー犬島ー宝伝港ー瀬戸大橋ー高松港ー高松に駐車ーめおん号(女木島・男木島行き)-男木島へ

2日目
男木島午前中発ー女木島巡りー男木島午後戻りー男木島巡りー男木島図書館

3日目
男木島早朝7時発ーめおん号ー高松港ー直島行フェリーー直島巡りー午後早めに高松港戻りー高松出発ー淡路島経由ー淡路島SAで一休みー福井へ夜9時ごろ

 

2016年4月 初日
深夜12時 福井市 出発
深夜2時30分 加西SA 到着・仮眠
早朝7時 宇野港 到着・仮眠 朝ごはんと着替え

宇野港インフォメーションセンター 8時~ チケット引き換え。

http://www.tamano-art.jp/information

宇野港エリアを見学。

瀬戸内国際芸術祭2016春@1日目 岡山県宇野港

ちなみに、ここから直島に行けるので、ここから行く人も多かったです。直島へは車でも渡れますが会期中はおすすめしません。

すぐさま「宝伝港」へ。宝伝港から犬島行きのフェリーが出ています。
宝伝港には、駐車場があります。たしか500円かな。駐車場に止めて、歩いて数分で宝伝港へ。
宇野港から宝伝港までの車移動時間を調べ(1時間かからなかったけど余裕を見た)、宝伝港の時刻表も事前にチェック。私たちは一番乗りで駐車場に入りましたが、フェリー時間の30分前には港に人が並びはじめました。フェリーは乗員の上限もあるので、運悪いと「駐車場待ち」「フェリー待ち」が予想されます。

瀬戸内国際芸術祭2016春@1日目 岡山県犬島

午後2時ごろに犬島から宝伝港へ戻り、そこから瀬戸大橋を通って高松港へ。
高松港から最適な時間で乗れるめおん号が夕方5時。なので2時間以内で高松につかないといけない…スリリングドライブ。高松港では港の目の前に瀬戸内専用の駐車場があるのでそこに停めました。ここも事前に調べておきました。

http://www.symboltower.com/parking/

http://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/takamatsu/

駐車場に停めて(鑑賞チケットを見せる)、フェリーへ。

3日目に高松に戻ってきましたが、そのまま直島のフェリー乗り場へ。それが8時ごろとはいえ結構な行列でした。
海外の研修か修学旅行的な学生の団体も多く、フェリーはいっぱいになります。たぶん夏や土日はこれの倍以上の状態なのでしょう…。おそろしや、想像しただけでも平日してよかったよかった。

●直島
3日目の早朝高松から宇野港へ向かって、そこから直島入りする方法も考えましたが、
せっかくフェリーのフリーパスがあるし、フェリーに乗っていたいし、淡路島から帰るコースでもいいんでは?となって、あえての高松から。
宮之浦に到着したあと、「本村行きのバス」というのがあったので、すぐさまそこに乗りました。
ただ、本村行きのバスのどこで降りるか、が割と重要かも。市役所前という中途半端なところで降りたけど。

本村行きののって、そこからてくてく歩いていったら、たまたま東寺(タレル作品)に出て。開館前でどうしようかと思っていたらスタッフの方が来てあとしばらくしたら開けます、といわれたので、待つことに。
公園があったので子どもたちは遊んでくれていました。
タレルの作品で、先頭に近いところで並べたのはラッキーでした。タレル作品は「待つ」ので、体験したい人は朝イチがおススメです。団体に先に越されないように(私らの後ろは20名近い外国人の団体客さんでした)。

適当に歩いていれば作品はいろいろ見られるけど、杉本博の作品は「山の上」です。相当登りますので、覚悟を。

●お土産

直島の宮之浦「海の駅」にたくさんあるだろう、最終日に買おう、と思っていたら「ない」です。
意外に品ぞろえが薄かった。お土産の場所も狭いし、ここは残念に近い。
そんな予感もしたので、宇野港のインフォメーションセンターでちょこっと買って(バッチ)おきました。
本村のインフォメーションセンターのほうが充実していて広かったばかりか、ここにしかないグッズ「イエ」系があって、それを買えなかったのが残念(海の駅にあると思っていたから)。
やはり現地ごとにしかないお土産もあるので、ちょこちょこ買いをおすすめします。

 

攻略としては
・早めに行動する。早朝から動く。
・お茶とお菓子はしっかり持つ。(昼ご飯を食べられない可能性あり)
・お茶の補給をできるようにしておく(大型ペットボトルを買ってつぎ足していました)
・歩く覚悟覚悟覚悟。
・バスやフェリーを使う場合は30分以上前には並んでいる。
・トイレはみたら済ませる。
・とにかく着いたら現地のインフォメーションセンターによって、情報収集。こえび隊の方に話しかけてください。チラシもめいいっぱいもらうこと。そこにいろいろ現地情報載ってます。
・島は平たんではありません。ほぼ「坂」と「階段」の地形です。小学生くらいに脚力がないと、幼児は親がおぶって階段を上る…苦行をしいられます。

芸術祭巡りは 修行 です。

 

 

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