N女史のはからいで、富山ショートトリップ。
まずは 富山県水墨美術館 へ
かねてから噂は聞いていたのですが、県立だったんですね。建物が素敵で、それは外観からは分かりません。中に入ると借景ともいえる風景、そのまま日本画にも水墨画にもなる場所でした。
「超絶技巧!明治工芸の粋」
http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/exh_1502.htm
象牙のタケノコやパセリ、細かすぎる蝶々や虫、のオンパレード。ちょうど見たかった展覧会だったので楽しめました。
この建物の奥にある、茶室が素敵です。天井には越前和紙。茶室作りで有名な職人さんが建てられたそうですが、なんだかとっても モダーン な空間でした。古く(感じない)ならない空間ってあるんですね。
美術館の一番奥、南側はなれに、茶室「墨光庵」があります。
茶室「墨光庵」は、数寄屋建築の第一人者であった中村外ニ棟梁(富山県小矢部市出身、明治39年~平成9年)が最晩年に手掛けたもので、外ニ氏没後、長男・義明氏が郷里に優れた茶室を残したいという父の意志を受け継ぎ、完成させた本格的数寄屋建築の茶室です。
中村外ニ工務店の代表的な仕事としては、戦前には「比叡山ホテル」戦後には裏千家・家元の茶室をはじめ、「大阪城西ノ丸庭園内茶室」、南禅寺「何有荘」「東山魁夷邸」などが挙げられます。
また「墨光庵」という茶室の庵号は、富山県砺波市出身の日本画家・下保昭氏によって命名されました。
水墨美術館のHPより
次は、権さんセミナーへ参加して、いっぱい知り合いにあって、似顔絵を描くのを忘れてしまったことだけ書いておこう。
で、夕方は、岩瀬地区へ。
福井から富山に定住したM女史の車に揺られて行ってきました。地元の人でないと分からない観光地?いや、酒蔵でしょう。陶芸や硝子、彫刻の作家さんが集って制作をしていると聞いていたのだけど、場所分からず。ギャラリーでもあればいいのに。
岩瀬地区とは (とやま観光ナビより)
岩瀬地区は江戸初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えてきました。川岸を背に北前船廻船問屋が立ち並んでいた旧北国街道のまち並みは、明治期に建てられた家屋が多く残っており、当時の様子がうかがえます
■見る■ 北前船廻船問屋「森家」、森家土蔵群(酒商田尻本店、ガラス工房、陶芸工房など)
■食べる■ 丹生庵(そば)、松月(料亭)
■おみやげ■ 大塚屋(三角どらやき)、今枝福助堂(三角どらやき)、七福亭(飛び団子)、野村商店(昆布)、桝田酒造店