突発的女子旅を決行しました。
女子3名、男子2名の、車の旅です。
行き先は、神戸で世界を巡る、です。
M女史の華麗なるドライビングテクニックで、現地入りが早まったので、まずはドイツへ。(異人館)に立ち寄りました。
この展覧会は、過去10年、ポンピドゥーでコレクションされた最新作品がどばどばっと神戸へ上陸してきた展覧会。「兵庫県立美術館 でしかやらないからね」と言われ、もう行くしかない!と。10年前にパリのポンピドゥーに行ったきりで、10年を1度に見渡せる作品が揃うなら、いくしかないでしょう。2000年代の作品が見られるわけです。
予想通りというか、作品はとてもふんわりしていて、絵画、彫刻、映像、複数メディアなど表現もさまざまでした。戦士は理解しようしているのか、一応じっくり見てくれました。解説みながら、レアンドロ・エルリッヒの作品もプールの人、と分かったみたい。
どの作品が良かった?と聞いたら、女の人が海の中で泳ぐやつ、とのこたえ。
ジャナイナ・ツェッペの大型スクリーンの作品でした。確かにあれはよかったね、浮遊感があって、有機物的で。私と同じ感想で、ちょっと嬉しかったです。
続けて常設展へ。常設展は必ず見てかえる私。こちらは、想像以上に素晴らしいコレクションでした。20世紀と21世紀の違いというか、見た目の重量感が違います。バックボーンを知っているからかもしれないけれど。「具体」がすぐそばにありました。
展示室6に飾られていた、元永定正の作品をみて、戦士の顔が明るくなって。「見たことあるね、これ、どこだっけ?」「あ、あの絵本だ」。白髪一雄の作品を見て「これも知ってるよ」「あ、愛知だね」ほかにも「これは僕の持ってる漫画に出てくる人みたいだね」。う、嬉しいぞ、お母さんは、この展示室6での会話を忘れないよっ!
次は安藤建築を味わいに館内巡り。