「藤浩志の美術展 セントラルかえるステーション ~なぜこんなにおもちゃが集まるのか?~」に行ってきました。って長い、タイトル! 2012年8月20-21日
おもえば、10年前、かえるをテーマにしたワークショップをやっている人がいるらしい、というチラシ1枚を見て、金澤に足を運んだのが出会いの始まり。迷い、進み、作り続ける藤さんの話は、単なる作家の話でも人生でもなく、私たちにとっては、身に置き換えると身につまされる、染み渡る話。振り返り、立ち止まりをさせてくれるメンターさんです。と勝手に思っているやっかいな追っかけファミリーですが。
いらなくなったおもちゃが集まって、それでもいらないおもちゃの破片とか使いようの無いものがあって、それを恐竜にしちゃってます。よく見ると、え、これがくっついているの?という意外な部品もあり。
あ、この日、ちなみにエントランスで、志茂田かげきさんがプレス発表会してました。カゲキさん、ひとりでとことこあの風貌で歩いてきてた。
産業廃棄物、というとおどろおどろしいですが、まあリサイクルされてでてきたキャップです。集めてプールにしました。なにげに気持ち良さそうである。
ほぼ半日、がっちりおりました。最後は「その場ののりで欲しいっていって、かえっこしたはいいけど絶対に大切にしないことが眼に見えているおもちゃ」を持ち帰るといってきかない号泣の戦士を、1時間くらいなだめるという無駄な時間を過ごしました。予想通り、つぎの日は、かえっこのおもちゃのことなぞ忘れてるし。
夜は、中華料理を食べに浅草へ行き、浅草からスカイツリーを眺めるものの、戦士と悪女はまったく興味なく、親二人が興奮するだけで。ホテルは「庭のホテル」。交通の便は悪いけど、かなりいい感じのホテルでした。
ママンの趣味に付き合ってくれたので、次の日は、浅草の花やしきへ。
このあとは、品川プリンスホテルのドラえもんのイベントへ。
往復は飛行機でした。
戦士に「かえっこと、花やしきと、ドラえもん、どれが思い出になった?」と聞いたら
「ホテル!」
と第四の答えを…。ホテルって、あんたほとんど寝てたやん。
カウベルファミリー、夏のマニアック旅行でございました。