アンマリー・スローター・プリンストン大学教授(53)が新聞のインタビューに答えていました。
私が考えているのは、男女共に好きな時間に働けて、今より労働時間が短くなっても、生産性が増すような職場です。グローバル化とIT化をてこにして労働を効率化する方法を編み出せば、可能だと思う。
日本では、家族のためにキャリアの格下げを選ぶ若い女性たちもいます、という質問には
それば米国も同じ。子どもとキャリアをてんびんにかけるような年上の世代の「犠牲」を見ているから。
家族を持つ権利を主張するのはいいことだけど、母親になるだけでは手に入らない人生の大切なものもある。
朝日新聞2012年9月14日付けより抜粋
この方は、米国務省でいわゆるキャリアな女性でしたが、「仕事と家庭の両立なんて無理!」といって両立断念した方でした。たぶん、ママン的にいえば「仕事と家庭と子育ての三立」だと付け加えたいんですけど。
このかたの発言で過激ともとれるのが「35歳までに仕事続けてるなら卵子凍結」。まあそのあとに、そう述べる理由が綴られています。この日、朝日新聞には、別ページで、高齢出産の方のリスク、羊水検査について特集されてました。
両立、とはちょっと話がずれるけど
小学校の時間割やシステムが、おそらく30年、いやもっと前からの流れが変わってないことが愕然ときてます。
パソコンを使う世の中だからパソコンルーム作りましょうとか、英語勉強しないとね、じゃなくて、
かぎっ子対策を考えようよ、と思うわけです。
高度成長期=父働く、母専業主婦、という構造が崩れ、父も母も働かないと生活していけない時代となっているのに、
小学校のシステムは同じテンション。勉強のレベルや内容が同じテンションならまだいい。
社会状況に合わせたテンションになっていない学校が気になります。
じゃあ、小学校が母親の仕事時間が終わるまで預かれよ、という乱暴な話にしたいんじゃなくて。
お母さんが働いているから、祖父母がみてね、というのも暗黙の乱暴なはなし。祖父母が自動的に面倒を見る役割になるのもおかしな話。祖父母がいない人だって多いはず。
っつーはなし。今日はここまで。