ほうれん草を食べませんか?の誘いに乗って、行ってきました、ほうれん草狩り。もとい刈りに行きました。
高志みどりクラブ、という農業男子(若手農業経営者)の集まりがあって、消費者と交流を図る「農楽祭」を開催したのでした。ほうれん草とりほうだい×BBQ とくれば行かないわけないでしょ、ママン。
いつものことなんですが、農業者さんの「集合場所」「取材場所の指定」は、とってもアバウトです。
この日も、「橋を越えたら、ハウスがたくさんみえるから、そこで」という指定。。。。その通りに行ったら、右にも左にもハウスだらけだったんですが…。こういうときは、田んぼの真ん中で大きな声をださないといけかったりします。
ほうれん草の旦那、といえば、光合星さん!いつかお会いしたいなあと思っていたら、出会えるもの。この光合星さんは、えっらい賞をもらった方なんですよ。
「第51回全国青年農業者会議」 で、「ホウレンソウ生育予測システムの開発による企業運営の円滑化」 という発表課題で、なんと「農林水産大臣賞(最優秀賞)」を受賞した男子なんですよね。
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/fukui-noso/shienbu/midoriclub-12-3-1.html
つまり、ほうれん草の栽培をうまくシステム化すれば、園芸の会社としてやっていけるざ、という発表(だと思う)です。
話を戻して、農楽祭へ。
子どもはね、乗り物があるだけで、それだけでテンション上げ上げ。
立派なほうれん草が並んでいて、ご自由に、お好きな分だけどうぞ、という夢のような狩り場。刈り方のコツを教えてもらったんだけど、「キレイに刈る」が本当に難しい。葉っぱがやわらかくて折れやすいから、ちょっとでも手荒に扱うと折れちゃうのです。出荷のときは、すべて人の手で刈り取るらしく、これは本当に大変な作業。でも草刈りが好きな人にはたまらない作業♪ 刈るのが好き、という嗜好の人と集めれば、いいのに。
でもって、ほうれん草、スーパーの袋(大)を、10袋くらいもらって帰りました、我が家。
野菜がですね、これまた「ズッキーニ食べ放題」「ベビーリーフ食べ放題」というもので、この贅沢さに卒倒しそうなママンでした。ボウルいっぱいに、ルッコラとか食べられるんだよ~。ああ、幸せ。
この日は、福井県立大学の農業サークルの女子たちも来ていて、お呼ばれの御礼に、クイズ大会をしてくれました。なんて婚活チックなの。おばちゃん、いる場所ないわ。10年前に呼んで欲しかったわ~。
木田ちそのちそジュースとゼリーのふるまいもありました。紫蘇ではなく、あえての「ちそ」というのがイイ。
これはお酒にならんかな、と思うアタリが呑兵衛志向のママンでした。ごめん、お兄さん、私は、ちそジュースは、作り方より、作ったものが欲しい…。
私はなんで農業に惹かれるんだろう、といろいろ内省していて、うーん、たぶん「土が好き」なんだな、と感じてます。
秋には収穫祭があるそうですよ。こんな身近に農業に触れる機会があるのが、地方の幸せ!
次の機会は、行けずに(ほうれん草がほしかったママンたち)涙を呑んだ方、ご一緒しましょう。